iPhone 12の派生機種「iPhone 12 Pro」「iPhone 12 Pro Max」がraw撮影をサポートして発売されます。
ソニーのXperia 1 II/5 IIではネイティブアプリのPhotography ProでRAW撮影をサポートしていますが、iPhone12もネイティブアプリの「Apple ProRAW」でできるようになります。
前機種のiPhone11Proと11ProMaxもRAW現像に対応していましたが、
今回の新機種「iPhone 12 Pro」「iPhone 12 Pro Max」は11よりさらに進化したraw撮影が「Apple ProRAW」でサポートされます。
RAW撮影というプロカメラマンが必要とする機能と性能を持つ「iPhone 12 Pro」「iPhone 12 Pro Max」のRAW撮影についてご紹介。
特に今回の目玉は
「iPhone12 Pro」「iPhone12 Pro Max」の進化「Apple ProRAW」
「iPhone11 Pro」「iPhone11 Pro Max」RWA撮影比較と違いは何?

「iPhone 12 Pro」「iPhone 12 Pro Max」RAW撮影とは
RAW撮影とはデジタル一眼カメラで“RAW(「生」ファイル形式)”という状態で写真データを保存する撮影方法です。
JPEGでの撮影と違い画像に色調補正処理しないで撮影した「生」のままの状態であるため、
あらゆる写真編集に対応でき様々な雰囲を出す作品が作れるのがRAW撮影の醍醐味です。
このRAW撮影に対応した
iPhone12Pro
10月16日予約開始発売日は10月23日
価格は、10万6800円
iPhone 12 Pro Max
11月6日予約開始、11月13日発売
iPhone12ProとiPhone12 Pro Maxは
「Apple ProRAW」という画像フォーマットを利用してRAW撮影・RAW現像に対応できます。
今までのiPhone11ProとPro Max
「Apple ProRAW」
iPhone12の2機種は今まで一眼レフの独断場だっいた本格的な写真撮影の場面で威力を発揮します。
iPhone12Proカメラは3眼構成
iPhone12Proのカメラ構成は
- 12MPの超広角(焦点距離13mm、120度、F値2.4)
- 広角(焦点距離26mm、1.4μmピクセル、F値1.6)
- 望遠カメラ(焦点距離52mm、F値2.0)
4倍の光学ズーム
最大10倍のデジタルズーム
iPhone12Proは夜間撮影にも威力
またiPhone12Proは優れた深度センサーを持つためナノ秒で深度測定
暗い場所での撮影に威力発揮
iPhone12ProがRAW撮影をサポート
「iPhone12 Pro」「iPhone12 Pro Max」では、Apple ProRAWというファイル形式での撮影をサポートします。
ここが前機種の「iPhone11 Pro」「iPhone11 Pro Max」との違いです。
iPhone11 ProはDeep Fusionという機械学習AIを使って約1秒間にピクセル単位の高度な画像処理を行います。
しかしこのやり方ではプロのカメラマンが撮影後に補正をした場合
Deep Fusionと撮影後の補正コンピュテーショナルフォトグラフィ効果も失われてしまうのが難点とされていました。
つまり、撮影後の補正は有効でないということになってしまいます。
今回Appleが発表した「Apple ProRAW」では、
- 露出
- コントラスト
- ホワイトバランス
- カラーバランス
- 明度
- 彩度
などのRAW特有の撮影後の補正や加工やノイズや歪曲など除去などを維持したまま、
撮影時にDeep Fusionが活用できるというものです。
iPhone12「Apple ProRAW」RAW現像の編集ソフトは?
「iPhone12 Pro」「iPhone12 Pro Max」に搭載される「Apple ProRAW」のRAW現像の編集ソフトですがAdobeのRAW編集アプリの定番と言えるLightroomをはじめ、サードパーティ製ソフトにも対応する予定だということです。
やはり「iPhone12 Pro」「iPhone12 Pro Max」raw撮影での 現像・編集おすすめアプリはAdobeのLightroomといえそうです。
Apple ProRAWは、iPhone12 ProおよびiPhone12 Pro Max向けのiOS14のアップデートでiPhone11でも利用できるようになるのではないかという予想がされています。
これはiPhone11ユーザーにとっても嬉しいことですね!